FREDDY

BE-BOP HIGHSCHOOL ビー・バップ・ハイスクールのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作者のきうちかずひろ自身が監督を務め、過激な暴力シーンとともに中間徹と加藤浩志を軸とした抗争劇をオリジナルストーリーで紡いだ本作なのだが、仲村トオルと清水宏次朗が主演を務めたシリーズ作品と比較してしまうと物足りなさを感じてしまいますね。コメディ要素はないですし、登場人物らの個性も極薄。本作はバイオレンス色が強いものとなっていて作風が全くと言って別物なので、前シリーズ作品のイメージで視聴してしまうと違和感を覚えるはず。ただ、描かれている内容は単純ながら興味を惹かれるもので、中間徹が率いる、近隣校との同盟組織「JBグループ」と、ガチャピンこと梶谷一が率いる天保工業の不良集団との抗争劇からは最後まで目が離せずにいましたし、"リアル"に重きを置いた作品となっているので、また違った『BE-BOP-HIGHSCHOOL』が堪能できるので、個人的には嫌いではないですね。乱闘シーンは少々派手さに欠けますし、全体的にテンポは悪いが、それなりには楽しめるかと。
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