なすび

天使の入江のなすびのレビュー・感想・評価

天使の入江(1963年製作の映画)
5.0
久しぶりに2回目を見たけどこの映画はとにかくオープニングで死ねる、あのマルからジャンヌモローからの引きどんどんニースの美しい海岸沿いfeat.ミシェルルグランの音楽…!!!快感すぎてもう昇天しちゃう自分が一番すきなオープニング。話が少々停滞してもあの音楽が流れれば全てがリセットされて最高の気分になれる、この感覚こそがギャンブルの快感に似ているのかもしれない…とか考えたり…

あとはとにかくジャンヌモロー!ジャンヌモロー!あの白くふわふわした髪の毛に翻弄される!衣装もかわいいし何よりくわえ煙草してる時の可愛さが異常。ここまで気高いダメ女を演じれる人がもう後にも先にもいないでしょう…自分の欲望を一番に優先させて人との関わりは二の次と割り切っているような独立した生き方の女性像ってよくフランス映画で見られて好きなんだけど、ちょっと自分でリストアップしてみようかな。
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