いずみ

天使の入江のいずみのネタバレレビュー・内容・結末

天使の入江(1963年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャンヌモローのための映画だな…。内容は結構どうでもよくてわりとつまらない。ラストとか呆気なさすぎるというか無理やりすぎて、えーっていう感じだった。銀行員であるジャンとその同僚である友達、キャメルにギャンブルに誘われ、最初は麻薬みたいにハマってしまうのを恐れ拒否していた。しかしジャンもハマってしまい、そのことが父親にバレ、勘当されてしまう。一人、パリから離れ地方の安ホテルに泊まったジャンの一晩の話。そこでカジノ「天使の入江」でジャッキーと出会う。冒頭でモローを浜辺で歩かせ、それをカメラがぎゅいーんと後退する。ラストは二人の姿を徐々に後退させていく。最後も形勢逆転の立場。この冒頭とラストの引き合わせがうまかった。わりとカメラがよく動いていた。金のために、男をそれとなく利用し、最後には結ばれた感じだったが実際のところジャッキーはそのままなんだろうなぁ。
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