シネフィルmonk

五月のミルのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

五月のミル(1989年製作の映画)
3.7
ミシェル・ピコリ追悼鑑賞 です。昔は華やかなヒロインを支える名脇役のイメージが強かったピコリの主演作。フランス 国内が5月革命に揺れる1968年の時代を背景に美しい田園が広がる郊外の資産家の老母が急死し、訃報を受けた親族が集まってくるが革命の影響で葬儀屋もストに入り、埋葬もままならない。

しかも遺産相続でそれぞれ思惑があり、互いのエゴを剥き出しに様々な人間模様が繰り広げられる…。当時「読書する女」等で人気だったミュウミュウが娘役で出演してます。双葉十三郎氏の 「愛をめぐる洋画ぼくの500本」紹介作。
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