アメリカらしさ全開のシンデレラストーリー。
シンデレラの物語を見事に当時の現代版に照らし合わせたような完成度は確かに体感。
ヒラリー・ダフ、可愛いのにスタイル抜群というわけでもなく、作中の不幸せさと不思議にお似合いに見えるのも彼女の才能なのだなと感じた。
ストーリーはシンプル、単純明快すぎるのは紛れもなく長所。
原作通りに嫌な登場人物が右往左往しながら進行を妨害するお邪魔キャラを熱演。
イライラもするけど、嫌われ役こそ作品を緩急付けて盛り上げる脇役なのだと思うと肯定せずにはいられなくなる。
意外性も少しはあったほうがいいけど、これはこれで元気が貰える素敵な作品だと思えます。
