このレビューはネタバレを含みます
カナザワ映画祭2014で時間を勘違いして10分遅刻してしまったのだが、特に気にならなかった。
バイクを愛好する若者3人が魔性の女に振り回され、いろいろな因果がめぐって、みんな散々な目に会うという話だった。お話はオーソドックスなのだが、表現がいちいち変で面白かった。
その魔性の女が、コロッケの移動販売の女というのが微笑ましかった。「人生とコロッケの中身は知らない方がいいことがあるのよ」とミステリアスに語るのだが、コロッケの具材が実はドッグフードだった。しかしその前日に『マッドマックス2』でマックスがおいしそうにドッグフードを食べていたので、ちょっと食べてみたいと思った。
ホモに対する表現がひどかった。売り専ボーイを専門に強盗する男が、ホモに輪姦される。そのホモが魔性の女の兄で、妹に「あいつを犯してホモにしてやった」と語っていたのだが、ホモとはそういうものなのだろうか。
他にもいろいろととんでもなくて面白い映画だった。