マルコヴィッチの穴の作品情報・感想・評価

「マルコヴィッチの穴」に投稿された感想・評価

masayaan

masayaanの感想・評価

3.0
90年代を代表する作品、という触れ込みだけで見てみたのだが、他者への憑依による代理セックスの描写に既視感があり、そうだ『her』じゃないかこれは、と思いきや監督は同じスパイク・ジョーンズ。なるほどなるほど。また、他者への憑依時の主観の描写は後年の『エンター・ザ・ボイド』や『インサイド・ヘッド』とかでも同様の事例が見られており、影響を与えたのだろうか。マルコヴィッチがマルコヴィッチの穴に入った時のメタ描写がいささか物足りない。
kana

kanaの感想・評価

3.9
こんな内容を思いついてしまう脚本家の頭の中をのぞいてみたい。“自分で在る”ことは肉体と精神性が両立していないと成り立たないことをこんな切り口から描いてしまったのが面白すぎる。7と2/1階にある低すぎる天井のオフィスがツボにはまった。あと主人公のキャラクターも。
ageless505

ageless505の感想・評価

4.5
ドンチードルの穴・・・・・
ロンパールマンの穴・・・・・
ダニートレホの穴・・・・・

どんな穴に入りたいか考え出すと夜も眠れません。

そもそもジョン・マルコヴィッチになれることのプライオリティが映画の題材になるなんてどういう発想力からひねり出されるのか。

マキシンはそもそもマルコビッチの大ファンだ。(だから、マルコビッチになれる事実そのものがうれしい)
ロッテはじつは同性愛者だ。(だから、男性のマルコヴィッチになって女性を愛せることがうれしい)
クレイグは自分のネームバリューでは人形使いの才能を生かせない。(だから、名のあるマルコヴィッチとして人形使いテク披露できてうれしい)

この設定にいったい何種類のコンプレックスと倒錯があるのか?それをきれいに映像作品とにしたてあげる脚本とディレクションに脱帽です。奇想天外。

ぜひチャーリーカウフマンに「ウィレムデフォーの穴」の脚本を書いてもらいたい。
"自分"って何なんだろう?
何かをすること、選択すること、考えること、感じること、創ること
そのどれでもなくて、それらの真ん中に"私"があるはずなんだけどなぁ
他人から認識されなければ、それは死んでしまうのか
えりか

えりかの感想・評価

3.8
鑑賞記録。
Koheii

Koheiiの感想・評価

4.5
主人公のマキシムの呼び方が可愛いです。なかなかのサイコパス映画でサブカルかぶれ学生の人生を微妙に狂わしそうな作品です。
Kaji

Kajiの感想・評価

4.0
シュールなコメディ

めちゃくちゃ面白いのに、どこか笑えない
そんな映画
non

nonの感想・評価

4.2
あのジョン・マルコヴィッチの脳に15分間だけ入れる!!ナイスなとこをついた不思議な映画。7と1/2階という舞台設定や映画開始から魅せる華麗な人形劇、そして物語の主題である人間の変身願望。非常に面白い映画だった。

ジョン・マルコヴィッチ。超絶イケメンな俳優でもなく、運動神経抜群の俳優でもないけど名前は知っているし超大物俳優。最近だとバーニングオーシャンやREDシリーズ、トランスフォーマーにも出演するご本人。映画内では、「知ってるけど、何に出てるっけ?」という扱い笑

それでも人々が高いお金を払ってまで彼の頭に入り込みたがるのはきっと誰しもが変身願望、自分ではない誰かになってみたいという気持ちを持っているから?


まあ、マルコヴィッチはひたすら可愛そう。自分の人生というよりも操られた人生、別に選ばれたのが彼じゃなくても良かったっていうのがまた可愛そう笑

若きキャメロンディアスとジョンキューザック。なかなか癖のある夫婦で面白かった、マルコヴィッチになった経験で女性を愛するようになってしまった妻とその女性を愛してししまった夫。夫婦で同じ女性を奪い合うって、ドロドロだよね笑
>|