Qちゃん

オペラハットのQちゃんのレビュー・感想・評価

オペラハット(1936年製作の映画)
4.5
やっぱり、フランク・キャプラ監督の映画は面白くて感動させられる。
主演もゲイリー・クーパー、ジーン・アーサーであり、最高だった!
タイトルだけ見てしまうと「オペラの話か?」と思ってしまうかも知れないが、恋愛ドラマであり人間のあり方を描いた物語である。

ある大富豪の交通事故死によって、莫大な遺産(2千万ドル)を受けることになった田舎に住んでいるディーズ(ゲイリー・クーパー)であるが、知らせを受けてもさほど喜ぶことはなかった。その遺産受取り手続きのために、ディーズはニューヨークに行くことになる。→これが原題『ディーズ氏、街に行く』である。
ニューヨークでは、相続者の報道合戦が始まっていたが、ある新聞記者の女性ベーブ(ジーン・アーサー)はディーズの家の前で倒れて彼に助けてもらって、暫くは行動を共にして、彼の記事を書いていた。「シンデレラ・マン」などという見出しを付けて…。
しかし、だんだんと二人の間に愛情が芽生えて来るのだが、彼の財産を狙う輩たちがディーズを財産管理能力の無い者と判定させようと裁判に持ち込むが……。

この映画、観ていて本当に楽しくなる場面が多く、良く出来たシナリオに基づき、フランク・キャプラ監督が良い雰囲気を描き出した佳作のひとつである。