キャッスルグレンギャリ

オペラハットのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

オペラハット(1936年製作の映画)
3.2
U-Nextで鑑賞。
「ヒズガールフライデー」でも書いたように、コメディは本当に難しい。
笑いというのはすぐに陳腐化してしまう。
なので歴史に残るコメディアンは本当に偉大だと思います。
笑いに恋愛、人情、悲劇をトッピングすることで、その部分がよければ、生き残れると思います。
本作のトッピング部分は大したことはないというのが私の感想ですが、残っているのはゲーリー・クーパー主演作だからか、一般にはトッピング部分がいいということなのでしょう。
同じキャプラ監督の不朽の名作「素晴らしき哉、人生!」は少しの笑いと大きなトッピングがあるから、不朽なのだと思います。