きゅうげん

フレンチ・コネクションのきゅうげんのレビュー・感想・評価

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)
4.0
猪突猛進ジーン・ハックマン&古女房ロイ・シャイダーのバディ感が最高。

手に汗にぎる尾行シーンに、スピード感あふれるカーチェイスは今なお色あせない緊張感があります。銃撃戦には活劇的様式美もありつつ、のちの時代へ続く派手さも。まさしくニューシネマ時代の映画といえるでしょう。
黒人ハーレムの荒廃ぐあいや喧しいイタリア系デリカテッセンなど、人種的な社会相にも時代を感じますね。

それにしてもフリードキンはこの2年後に『エクソシスト』ですか……。