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僕の彼女はどこ?のkazu1961のレビュー・感想・評価

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)
4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-523 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋とても温かで痛快なチャールズ・コバーン演じる大富豪の爺さんに拍手喝采!!

🖋️ロック・ハドソンが本作以降サーク映画に欠かせない顔となり、一役大スターとなったサーク最初のカラー作品として有名な作品です。財産があっても必ずしも幸せになれるとは限らない、というメッセージをチャーミングに描いたミュージカル風味もあるオシャレな作品、ある意味サークらしい作品です。

🖋️オープンセットなのか、1920年代のスモールタウンの風景がとても美しいカラーで温かく描かれているのも好感がもてます。チャールズ・コバーン演じる大富豪が、若かりし日に振られた女性の近親者へ、遺産の一部を与えようとする物語ですが、その家族が急にお金持ちになった途端、成金趣味に走り、挙句破産寸前に。。。まさしく財産(お金)があっても必ずしも幸せになれるとは限らないというメッセージをコミカルに温かく描いています。

🖋️そして大富豪が振られた女性の孫が、パイパー・ローリーと子役のジジ・ペルー、そのパイパー・ローリーの彼氏役で、ソーダファウンテン&ファーマシーで働く店員がロック・ハドソンの役柄。さらに当時、全く無名の俳優だったジェームス・ディーンがアイスクリーム好きの若者役でチョイと出演しているのも必見ですね!!

🖋️とても温かでお洒落な作品。後味がとても良い作品ですね!!

😊Story:(参考: HMV)
家族のいない富豪の老人が、昔自分が振られた女性の家族に遺産をやろうと思い立つ。今の自分があるのは、彼女に振られ、町を出て、懸命に働いた結果だからと。その家族を訪ねた彼は、名前を偽り、下宿人として家族と生活を共にする。家族が気に入った彼は、匿名で10万ドルを贈るが、大金を贈られた一家の中心人物である妻は、ガラリと変わってしまう・・・

🔸Database🔸
・邦題 :『僕の彼女はどこ?』
・原題 :『Has Anybody Seen My Gal?』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1952
・日本公開 : 劇場未公開
・上映時間 : 88分
・受賞 : ※※※
・監督 : ダグラス・サーク
・脚本 : ジョセフ・ホフマン
・原作 : ※※※
・撮影 : クリフォード・スタイン
・音楽 : ヘンリー・マンシーニ、ハーマン・スタイン
・出演 : パイパー・ローリー、ロック・ハドソン、チャールズ・コバーン、ジジ・ペルー、リン・バリ

🔸Overview (Wikipedia)🔸
ユニバーサルインターナショナルが配給し、ダグラスサークが監督し、パイパーローリー、ロックハドソン、チャールズコバーン、ジジペルーが主演する1952年のコメディ映画です。エレナ・ホグターの小説「オー・マネー!マネー!」をベースにしています。
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