Ricola

僕の彼女はどこ?のRicolaのレビュー・感想・評価

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)
4.0
相続人のいない大富豪が、昔フラれた女性の家族に資産を譲ることに決める。
ただし、譲る前に身元を隠して彼らの元に強引に居候することで、莫大な資産にふさわしい家族か確認することにするが…。


オープニングのイラストから可愛すぎる!
1920年代のアメリカが舞台で、明るくておしゃれな風刺コメディだった。

主演のパイパー・ローリー、とってもかわいい!少しデビー・レイノルズに似てている気がする。

全体的にパキッとした色合いで、楽しいムードをより盛り上げる。

たまに歌が入るが、ミュージカルと言うのには歌の割合が低すぎるようでもある。

家族愛と大富豪の優しさにほっこりしつつも、お金と人生についてちゃんと考えさせられる。

ちょっと大げさで都合の良い設定が、むしろ楽しく観れるコメディとしては長所になっている。

お金が人を変える。お金以上に本当に大切なものに気づくのに時間がかかる人は多くいる。

お金に絶対的な信頼を置くのは怖いということ、お金があるからといって幸せになれるとは限らないということ。
頭ではわかっていても現実として降りかかってきたら、お金に飛び付かない自信は私にはない。
Ricola

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