o

TOMORROW パーマネントライフを探してのoのレビュー・感想・評価

3.3
農業、エネルギー、経済、民主主義、教育の各テーマについての注目すべき試みを取材した作品。『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』に似ている。

「気候学者によれば、地球の生態系を維持したければ年間8〜10%のCO2削減が必要。
だけど、ほとんどの人は“CO2を毎年大量に削減すれば20年後にはどうなる?と聞かれると、“寒い洞窟で腐った芋を食うことになる“と答える。何かを失ったり奪われると考えてしまうんだ。
人類の滅亡を描いた映画は何本も作られているのに社会を方向転換させる映画は無い。CO2削減に成功した未来は、本当は素敵なのに」

作品中で、大量にCO2を排出しなくても素敵な生活ができることをたくさんの実例で示していて、これは確かに「社会を方向転換させる映画」。
o

o