スタンダード

キング・オブ・コメディのスタンダードのレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(2000年製作の映画)
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【1881年7月2日】


第20代アメリカ合衆国大統領
『ジェームズ・ガーフィールド暗殺』


【暗殺犯チャールズ・J・ギトー】


ギトーは自分が書いた演説原稿が、
ガーフィールドの大統領就任に直結
したのだと信じていた。


ギトーは大統領を付け回し、
報償を求めるが無視され続ける。


ギトーは自身の有能性を信じていた。
そんな自分が貧困であることは、
理不尽で不公平なことだと。


【1881年9月19日】


チェスター・A・アーサー、
第21代アメリカ合衆国大統領就任。


【1883年ペンドルトン法成立】


ガーフィールド暗殺を契機として、
純粋に能力の有るものが、
公務員として働くことができる。
ペンドルトン法が成立した。


皮肉なことにギトーは、
自分自身への境遇は変わることもなく、
不公平な者に公平な機会をもたらした。


【ルパート・パプキン】


ギトーの行動は、
『キング・オブ・コメディ』
のルパートと類似している。


自分の能力を疑わず、
『公平な機会』を求め続ける執念。


さらにギトーは、
拳銃の練習もしていた。


これは『タクシードライバー』
のトラヴィスにも通じる。


自分が成す行為は、
『正義の鉄槌を下す行為』
だと信じて疑わぬ狂気。


【キング・オブ・コメディ】


監督がスパイク・リー…🤔?