トムハ祭り3本目は、ちょっと時代進んで2006年のこちら。
な ん じ ゃ こ れ
別に、タイトルには偏見持ってないですよ。(過去に『サラマンダー』とかいうタイトルでキャスト豪華なくせにあらすじはクソだけど観てみたら意外と面白かった、という作品の経験がありますので)
今作は評価見た時点でちょっと「やばそう」って思って、まさかそんなクソ映画にトムハが主演するなんてなぁ〜〜?って現実逃避したり。
(『ロンドン・ロード』みたいに、一瞬しか出番がないのに有名だからキャスト順で1番上に書かれるやつとかだったり…)
観てみたらまごうことなきクソ映画でした。
そしてトムハも主演でした。
でも!でもですよ!
おそらくトムハファンの中でも「このトムハが1番好き!」って人たくさんいるだろう、と思うぐらい今作のトムハはカッコいいんです!(ロン毛)
だからこれ観ながらTwitterで呟いてたんですけど、「うわー!これ中々ヒドイ(笑)」からの「でもトムハがカッコイイからいいわ」っていう包容力。
イケメンは優しい世界を創るのだ……
って、なってたんですけど、結局
「かっこよさすら殺すクソ映画」レベルでした(悲しい)
テンション的には「なんじゃこの映画wwwwww」ぐらいで考えて頂ければ…(まだ笑える方)
とりあえず牛と人の間に産まれた神っぽいミノタウロスを倒しに行くストーリーなんですけど、まぁ最初の設定説明はザザーーっといくよね!まぁいいよそこは!
私が1番ヒドイと思ったのは、誤魔化し方でしょうか。
肝心の「ミノタウロス」はもちろんその姿もハッキリと登場するんですが、全身が映ったり激しい動きをするシーンはCGでの処理。
…なので、基本的にはとにかくドアップしか映らない←
ツノ!歯!腹!
みたいにほんとにその一部分しか映らないから、時々「そこどこやねん!」みたいな映像もあるし(笑)
引きの画面よりは迫力があるように見えるのかもしれないけど、撮影で使用された模型?の自信のある角度だけじっくり映すのはやめてほしい←
「ぐぉ〜〜言うてる暇があったらはよ人間食べや…」って感じでした。
しかもそのせいで、人間パートの映像も(画面の整合性をとるためか)ドアップ多用。
俳優がどれだけ良い演技をしようと、必ずフレームアウトさせるこのカメラスキル。
お前は俳優たちに恨みがあるのか…
とにかくトムハは見た目が5万点ぐらいのかっこよさだったのに、だんだんキャラも崩壊していって脚本にも良さを殺される始末。
「トム・ハーディさん、演技力は高い俳優さんだと思ってたんだけど…そうでもないなぁ…」
ってこれ観た人そう思っちゃうから〜〜ダメ〜〜『ウォーリアー』観て〜〜(宣伝)
1番の被害者は女子組だけど…←
(こういうのによくある「キャーーー!!!キャーーーー!!!だけ叫んでその場から全然逃げないどころか自分で死ににいくやつ)
モブの演技力もひたすらやばいし
終わり方もなんだそれって感じだし
トムハさんなんでこれ出ようと思ったん…