もののけ姫からのジブリロード。これも宮崎駿監督作品ではなく、米林宏昌初監督作品。メアリー・ノートンの「床下の小人たち」が原作となっていて、脚本も宮崎駿が手掛けている。声優陣は志田未来×神木隆之介とかいう最強タッグで、周りも有名俳優で固めるジブリらしくない布陣。
日本が舞台でありながら、西洋的な世界観のバランスが非常に取れていて、とてもよかった。樹木希林のお手伝いさん役が非常に怖かったけど、実に人間的で、決して悪というわけではないというのがジブリ的で素敵だった。
ただスケール感がめちゃくちゃで、空間のバランスがおかしすぎる。
小人と人の共存を描きたいなら、もっとしかっり物の大きさを押さえてほしかった。