安堵霊タラコフスキー

ワイルド・アット・ハートの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)
4.0
最初見たときは何故これがパルムドール?と思ったけど、今はよくぞ選んだベルトルッチという気持ちしかない

リンチがズラウスキーの影響を受けて作った感のあるこの作品は、リンチ作品の中で一番ブッ飛んでいる映画で、他の年ならパルムドールに選ばれていたか微妙なくらいイかれているが、この熱量の凄まじさは一度見たら容易には忘れないものだ

そして一番のブッ飛び要素であるラストのlove me tenderがあまりに素晴らしく、この映画を見てから自分の中でこの曲はプレスリーではなくニコラス・ケイジのものというイメージがついてしまった