最初見たときは何故これがパルムドール?と思ったけど、今はよくぞ選んだベルトルッチという気持ちしかない
リンチがズラウスキーの影響を受けて作った感のあるこの作品は、リンチ作品の中で一番ブッ飛んでいる映画で、他の年ならパルムドールに選ばれていたか微妙なくらいイかれているが、この熱量の凄まじさは一度見たら容易には忘れないものだ
そして一番のブッ飛び要素であるラストのlove me tenderがあまりに素晴らしく、この映画を見てから自分の中でこの曲はプレスリーではなくニコラス・ケイジのものというイメージがついてしまった