"ワイルド" って抽象的な表現でその解釈は人によっても千差万別
ただこの映画が示しているものこそがワイルドさなんだぜと言われてしまえばそれはそれで納得できてしまうくらいの、これも一つのワイルドな映画であり演出なんだろうなと思う
そしてこの映画を語る上では看過できない「炎の演出」
ライターから着火される炎
タバコの先端 マッチ棒の先端
ゆらゆらと揺れる炎と、二人が本編全編に渡って燃やし続ける愛とが無関係に描かれてるわけなどありません
幻想的なモヤがかかりどこか夢物語のような画面使いもリンチワールドの主たる特徴
デヴィッド・リンチはホントにローラ・ダーンが好きなんですねえ
ラブ・ミー・テンダーと共に上がってくるエンドロールがこれまた良いんです
スウェーデン人の血が1/4入ってる知り合いのバーの店主がオールタイムベストムービーとして今作をあげてて何かかっけえって思いましたね、てか混血とか何かかっけえって思いましたね、てかバーの店主とか何かかっけえって思いましたよね