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ワイルド・アット・ハートのkidsのネタバレレビュー・内容・結末

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ニコラスケイジ歌うまい。
ウィレム・デフォーの顔面力。
たとえ数秒しか映らなくても、決して手を抜かれていないおかしな人が出てくるので、リンチワールド。その人達の存在に意味があるのか、ないのかはわからない。
「血」がドバドバ出る「暴力」「ショック」シーンの「交錯」。『オズの魔法使』。「ジングル・デル」やシェリリン・フェンの「事故」。「手を咥えた犬」。「東の悪い魔女」と化した「母親」。「父の死」……。「娯楽映画」として「これでもか」という観客を引き込む映像で盛り沢山だ。「ヘビメタ」「セックス」「煙草」を「やり狂う」だけの話を「飽きさせない」のは「神業」かもしれない。「映画は目で見るもの」ということか。
映画に映ってるのは「ヘビメタ」「セックス」「煙草」を「やり狂う」男女の姿だけ。「リンチ・ワールド」の何が凄いかって「やり狂う」だけの映画をカンヌ国際映画祭「パルムドール」にしてしまったことだ。
そして「ラヴ・ミー・テンダー」を愛する人に歌ったならば、それが『ワイルド・アット・ハート』の正しい楽しみ方なのであろう。
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