てるる

ヴァンパイア/黒の十字架のてるるのレビュー・感想・評価

ヴァンパイア/黒の十字架(2002年製作の映画)
2.8
ジョン・カーペンター御大「ヴァンパイア 最期の聖戦」の続編!

しかし御大は製作総指揮に回り、監督は「IT(テレビ映画版)」や「ハロウィン3」を手がけたトミー・リー・ウォーレス。

監督交代したとはいえ、そのB級感は凄まじく、ストーリーや設定は前作より雑に!

とにかくツッコミどころ多し!
ハンターなのにすぐ誘惑される黒人、ヴァンパイアを昼でも活動出来るようにする謎の薬、拒絶反応とか関係ない輸血!

てかヴァンパイアも下手にハンターと関わらずに、薬処方してくれる病院行けば良かったんじゃ?

前作のジェームズ・ウッズは出てこないので続編といってもストーリーは独立してます。

代わりに主人公役やってるのはまさかのジョン・ボン・ジョヴィ。

今までもチョイ役脇役では映画出てたけども。
こんな映画(失礼)で主演て歌手活動はどーした?!
ファンはそれでいいのか?!
それがお前のイッツ・マイ・ライフなのか?!

今回久しぶりに観直して、あの若者サンチョ役が若かりしディエゴ・ルナ!
なんか面影あるよ!
でも若すぎてエンドロールまで気付かなかったよ!

ここまでコケにしといて何だけど、カーペンター御大のB級感を忠実に引き継いでくれたという意味では面白い。
御大は彼を後継者にしたのかもしれない。
これ以降映画撮ってないみたいだけど。
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