みおこし

トラブル・イン・ハリウッドのみおこしのレビュー・感想・評価

3.3
過去鑑賞。バリー・レヴィンソン監督がハリウッドの映画製作の裏側をシニカルに描いた作品。デ・ニーロが敏腕プロデューサーのベン役をいかにもな演技で魅せてくれます。

試写段階から批評家たちに酷評されたり、主演俳優とはぶつかり合って降板沙汰になるし、予算は常にカツカツだし...。映画を作るって本当に大変なことだなあと。『カメラを止めるな!』はその辺りをもう少しハッピーに描いていたけれど、本作の場合はそういった裏側をハリウッドの闇とともにもっとリアルに描いているのでワラエナイ(笑)。
邦画以上に華やかに見えるハリウッドの銀幕の世界ですが、実際はこういうトラブルの連続なんですよね。そう思うと、改めてクリエイターの皆様には頭が上がらなくなります...。

豪華キャストかつ、ショーン・ペンが製作総指揮を務めているなど話題性に事欠かない作品だったのですが、なにせ鑑賞したのが当時中3だったもので(笑)あまりよく分からないまま観終わってしまった記憶があります。
あれから10年、流石に映画の鑑賞本数も伸びてきたのでもう一回再見してみたら何か発見があるのでは?と思ったので、改めて見直そうと思います。
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