ゆるやか皇帝

バットマンのゆるやか皇帝のレビュー・感想・評価

バットマン(1989年製作の映画)
3.0
バットマン 鑑賞。

初めてこの作品を観た時は高校生でした

この後もバットマンは色々キャストやスタッフを変え数多く映画になりました。

どのバットマン作品が良いかという優劣ではなく誰の演じるバットマンやゴッサムの全ての人々が自分が好みなのかというところに見比べる楽しみがあります。

そういう面では本作のブルース様はマイケル・キートン、少しエレガントさや悪を憎むという執念なんかが希薄に感じる演技なのですが…

ヒース・レジャー演じるダークナイトのジョーカーが好評でしたが個人的には本作で演じるジャック・ニコルソンの狂気が好きですね。ヒース・レジャーの狂った感とはまた違う狂った怖さを感じさせてくれます。凄く印象的だったのは美術館襲撃シーンですね、プリンスのパーティマンが流れ出しデッカいラジカセ持ったギャングと共にダンスで登場するジョーカー。踊りながら美術品に手を加えていく無茶苦茶ぶりがいいです。

キム・ベイシンガーの叫び声が若干うるさいのですがこれはプリンスの名曲バットダンスの曲中にもサンプリングで入っていますw

そしてさすがは80年代、撮り方もいいんですよ。ほんまに燃えてます。



最後にバットモービルです
富豪が金かけて贅の限りを尽くしたマシン、バットモービル。本作のバットモービルが個人的には1番好きです。ジェットタービン付いてて車体も長いのでそりゃコーナー曲がるのにワイヤーで車体を振らなきゃ曲がれないですわねw あの直線番長そのものの車体、80年代アメリカって感じで好きです。