み

13回の新月のある年にのみのレビュー・感想・評価

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)
3.4
愚かなので理解が追いつきませんでした。シーン一つ一つに監督の思想がぎゅっと詰め込まれてるのは感じたけど。。例えば、首吊る人は牛の屠殺を彷彿させて、ただ死ぬのを待つ孤独な人を描いているのかな、なんて考えたり。それでも分かりそうで分からない。チリの革命家のニュースに込められた意味は?アントンのなんともシュールな記憶の探り方とは?
自分の置かれた環境を全部捨ててしまえるくらい、好きな人が出来てしまった主人公。だけど、どこまでも報われなくて、好きな人にも今カレにも元妻にも拒絶され、絶望して死んじゃう話。
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