藤見実

13回の新月のある年にの藤見実のレビュー・感想・評価

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)
4.8
ドゥム・コプフな人々にささげられたかのような愛おしい映画。

「語り」を映画内でどうやるかに集中した結果短調なカット割りになっているところが多いような気がしてそこは眠かったです

ナチを内面化したユダヤ人男の造形がかなりイカしてる。最後の「大団円」の静かさに泣いた。

ヴェニスに死す、で始まりフェリーニがいたりなんたり。

性転換をフランスパンと自殺で示してから事務所に向かわせるいやらしさ

牛の屠殺シーン
藤見実

藤見実