13回の新月のある年にに投稿された感想・評価 - 25ページ目

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

ねくろ

ねくろの感想・評価

3.5

ファスビンダーって「第三世代」で挫折してしまって苦手意識があったんだけれど最後まで鑑賞できた。

正直セクシャルマイノリティー系映画って苦手なんだけれど映像に引き込まれたってのが正直大きい。
牛の屠…

>>続きを読む

人間の道徳的価値を知りたければ人間の運命を見てみるといい。もし人間が無価値なら運命を嘆く必要もない。生きることへの意志を放棄せず自己を破壊すればいい。と確かに語る首吊り男の後ろ姿が残った。作中のファ…

>>続きを読む
カヨ

カヨの感想・評価

-

“死ぬしかない人”の話。

この映画は“語り”で構成されていると思う。
セリフをメモしまくった。
_________
苦渋のさなかで人は口を閉ざしたとしても 神は我が苦しみを語る言葉を授けてくれた

>>続きを読む
zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.1

2016.12.17

2018.5.31
徹底的な貶めはロバート・アルドリッチ『甘い抱擁』を彷彿とさせる。

2019.10.13
このどうしようもない、さまざまな因子が輻輳する惨めさに安らぎを覚…

>>続きを読む

一人の数奇な人間の一生。一定量の情報を本当に直感と感受性だけで一本に纏めた手腕は憐れみを持って「天才」と呼ぼう。これは映画であり、演劇であり、文学であると思わせる次々に手を替え品を替える手法は、より…

>>続きを読む
ファスビンダーの冴えまくった構図と撮影、隙間を埋めていくように捲し立てられる独白が独特なリズムとビートを形成していく。
諦念や絶望感が漂う内容だが、それに反してその流動性は心地よい。
ジーナ

ジーナの感想・評価

5.0

とある理由でペニスを去勢し、男性エルヴィンから女性エルヴィラに生まれ変わった主人公。

彼は妻と離婚後、女性になったものの男装をし、街で男娼を買うというアイデンティティの曖昧な日々を送る。
やがて同…

>>続きを読む
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

‪「13回の新月のある年に」‬

‪冒頭、1978年フランクフルト夏の夜。

公共の場で男同士の絡み、線路脇での暴力、男性から女性へと性転換したエルヴィラ。

修道院、教会、嫁と娘。今、1人の人間の…

>>続きを読む
よ

よの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最初、付き合ってる男と喧嘩してる時の家の照明が揺れるところやばかった。家の切り取り方が面白い、あえて余白を作って観客の視線を限定させている
ゲーセンで、ちょっと話しかけた男に罵倒されて陰でひっそり泣…

>>続きを読む
ファスビンダー作品の中では弱いな。組織のボスが昔のこと思い出すためにやる儀式には爆笑した。フェリーニのアマルコルドの曲使われてた。

あなたにおすすめの記事