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ピートとドラゴンのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

ピートとドラゴン(1977年製作の映画)
3.6
ディズニーデラックスで105分バージョン(吹替)で鑑賞。

鑑賞のきっかけは、もともとデヴィッド・ロウリー監督の『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』が本当に大好きで、監督の過去作を調べてみると、まさかのディズニー映画『ピートと秘密の友達』が出てきてビックリ。じゃあその元の1977年オリジナル版を観ておこうと思ったんです😎

アニメと実写の融合という意味では、すでに1964年の時点で『メリー・ポピンズ』というハイレベルな作品をディズニーは産み出しているわけですが、よく言われるように今作は、『メリー・ポピンズ』とは逆で、実写の映像にアニメのキャラクターが入り込む形になっています😊

当時リアルタイムで、技術的な面でどれだけの衝撃があったのかは想像できませんが、ちゃんと実写キャストとアニメキャラクターであるドラゴンのエリオットとのやり取りが自然に見えるようにうまく撮られていて、素直にすごいな~と思いました。

残念ながら日本語字幕版がなかったので、吹替版で観たんですが、これが結果オーライというか、かなり大当たりでした‼️吹替キャストの皆さんのコミカルな演技が本当に素晴らしくて、冒頭からあっという間に物語に入り込めて、最後の最後まで楽しむ事が出来ました😊

もともと自分はオリジナルキャストの声にこだわる方なんですが、観終った後の満足感から「もう日本語字幕版は観なくても良いかな」と思えたのは、今作が初かもしれません。それくらい良かったです‼️特にターミナス博士&ホーギーのコンビと、ノラのお父さんランピーが良かったです。ミュージカルシーンも全く問題なし‼️

特に灯台のミュージカルシーンが好きで、美しい海辺の景色はホントに最高😭ラストの方でも出てきますが、海岸沿いの灯台を映す空撮が本当に素晴らしくて、そこは実写ならではの自然の風景の豊かさが活かされてますね〜☺️

かたや(?)ピートをこき使っていたゴーガン一家が、見た目からして歯並び悪くて薄汚くて、根っから意地汚なそうで、なんか胸がザワザワするレベルでした。ジョーズのようにエリオットが登場して、一家全員が吹っ飛ばされて川の中に落ちた時、ちょっとはこれでキレイになるかもと思ったくらいです😆

びしょ濡れになった一家、息子の一人が「風呂入ったばかりだぜ・・・5月に」ってギャグを言ってて、そりゃ汚いはずだわと大いに納得🤣でもお母さんがクシャミする度に3人揃って「お大事に、母ちゃん」って何度も言うシーンは、なんか可愛かった😊

*ゴーガン一家のお母ちゃん、レナを演じるシェリー・ウィンタースの若い頃の写真がめちゃくちゃキレイでゴージャスでビックリした🤩🤩

ターミナス博士が治療中の患者をほったらかして出ていくシーン、強制的に顎を固定して口を開かせておくあの機械も、何か拷問道具みたいで胸がザワザワした。あの患者さん、あの後どうなったんやろう?😳

さあ、続けて『ピートと秘密の友達』を観てみたいと思います‼️
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