刑事の恋人フランクと食事に行ったものの喧嘩してしまったアリス。
そんな時に誘ってきた画家の男に襲われそうになり誤って殺してしまい…
サスペンス映画の神様
!!アルフレッド･ヒッチコック監督!!
によるイギリス映画史初のトーキー映画！
U-NEXTでヒッチコックでまだ見てない作品を鑑賞。
殺した女とゆする男
イギリス映画界で初のトーキー映画なんだとか。
ということはもちろんヒッチコックにとっても初の試みである。
ただトーキーとは言ってもまだまだサイレントの名残が残っており、
冒頭はセリフなしのサイレント映画かと思いきや途中から音声が入ってきたりする。
役者の演技もサイレント時代のオーバーなものがあったりしてほほえましいものだが、
作品のクオリティは一つ前にレビューした『下宿人』よりも磨きが掛かっている。
殺人の描写メインにするのではなくその後その事件をきっかけに現れる男による恐喝がメインの話だなんて、
サスペンスの神様は視点が違って脱帽だ。
もちろんキャストは知らないので割愛。
ヒロインはおそらくめちゃくちゃ化粧濃いんだろうなぁ(笑)
初トーキー映画として色々試そうとしてる感はありつつ、
サスペンスとしてはいつもどおりのクオリティを誇るヒッチコック先生。
ファンはおさえておきたいところですね。
サスペンス映画好き、ヒッチコックファン、そして何かを目撃したそれで恐喝してみたい方にはオススメの作品
