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ヒッチコックのゆすりのピッコロのレビュー・感想・評価

ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)
3.5
コックさん、最初のトーキー映画!

サイレントコックさんかと思いきや~。
喋るんかいっ!
これ、知らないで観た人、結構ビックリしただろうなぁ~。
と、ここで自分が書いてしまったら、台無しなんだけど・・・。笑

最初の数分間、サイレント映画みたいな作りをしてるんでサイレントコックさんと思ったら、トーキーコックさんでした。
時代が、サイレントからトーキーに移行した時期と重なるのかな?
最初はサイレントで製作してたけど、時代が変わったんでトーキーにしたんだろうか?
それとも、時代の流れを映画の手法で表現したんだろうか?
どちらにせよ、コックさん初のトーキー映画になるみたい!

主人公は、正当防衛になるんじゃないかなぁ~。
でも、逃げたらダメだよね!
某刑事ドラマ☕でも、よくあるパターンなんだけど、逃げてしまったことで罪が増えていく・・・。

最低なハァハァエロ男に襲われそうになり、その男を殺害してしまう。
彼氏が警察官で、彼女が疑われないように証拠隠滅をしようと企むってお話。
ただ、彼女自身は、それがだんだん・・・。

主役の女優さん、なかなかのべっぴんさん!
殺害現場から逃げるときの表情が、なかなか面白かった!
っていうと失礼になるので、良い演技だった!
たいへんな事を、やっちまっただ~って感じで、オロオロしてるのがリアルで面白い!
このへんの流れは、流石コックさんだなぁ~!

で、オチは、これで良いの!
ある意味、笑えない・・・。
ただ、それが皮肉になってて、個人的には好きだったけど・・・。

これで良いの!
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