オープニングで、林の中を緩い坂道が写るのだが、意図したのかどうか不明であるが、カメラが妙に水平でなく、不穏さを煽っている。Blu-Rayで見たが、映像のリマスターは上手くいっていて、風に揺れる木立と夕方の空とくねる坂道の土のショットはかっこいい。
音は乾いていて音量を上げるとうるさいので、リマスターとしてはいまいち。
白黒の古い映画によくある過剰な演技や逆に至らない演出もあるのだが、楽しめた。シニカルなエンディングがなお一層、視聴後の清涼感に繋がっている。これは個人的な考えだが、ホラーやパニック系は最後は全滅に尽きる・・・と思う(^^)