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不貞の女のtのレビュー・感想・評価

不貞の女(1968年製作の映画)
4.5
様々な方向にサスペンスが織り込まれたまらない。例えば男の家のシーンでの緊張感、シャブロル特有の無調音楽が室内では一切入らないも、積み込みの時にようやく鳴り始める。ミシェル・ブーケとモーリス・ロネの切り返しが室内と池のシーンで照応するのも唸る。そしてラストの落とし方と技巧は最高。
そしてステファーヌ・オードランの色気がとんでもない。屋敷の規模にそぐわないソニー製の小型テレビやジクソーパズルも効いている。
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