こぅ

ホーンテッド・ハウスのこぅのレビュー・感想・評価

ホーンテッド・ハウス(1999年製作の映画)
3.1
ダニエル&デヴィッド監督唯一の【スプラッター・
ホラー】。

求む映画出演者。新聞広告で集めらた男女5人。
彼らの仕事は、随所にカメラが設置された、食料
やベッドルームのある快適な別荘で同居生活をする
だけ。だが、その快適も束の間、1人になった
ティナ(プロミス・レマルコ)が、凄惨な死を
遂げた…。全ての窓、ドアには鍵が掛かり、4人
は別荘に閉じ込められてしまった…。

OPの【サスペリア】ゴブリン完全パクリ激似
テーマ曲(ある意味必聴⁈)と、ダリ男の模倣
カメラワークと、これまた定番の【黒革手袋】登場
で、B級臭ムンムンの、ホラーファンなら多少なり
ワクワクするものの…結局この数分がピーク⁈
だった。

ダリ男を下品に真似ただけのライティング、派手
な殺しを売りにしているようだが、どこにも
【殺しの美学】が見当たらない。所詮、センスが
無い上っ面をなぞっただけでは、ダリ男には到底
なれないという好例か⁈

【ワナオトコ】の先駆けみたいな殺しの仕掛けは、
評価出来るが、スタイリッシュさは皆無だ。


オチは、ストレートを避ける為、狙って難解ぽく
気取っただけだろう。

それにしても、ダリ男のサスペリア、サスペリア2
から多くの亜流を産み落とした影響力って凄い。
こぅ

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