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キミとボクの距離のsayaのレビュー・感想・評価

キミとボクの距離(2016年製作の映画)
4.0
壮大なラブストーリーでした(^^)
宇宙飛行士の女性が火星への移住計画のミッションに向かった途端予想外の妊娠発覚。
彼女はお腹にいたガードナーを産んですぐ亡くなってしまった為、彼は肉親がいない火星のコロニーで16歳まで育った。
地球への想いも日増しに強くなるが火星で生まれ育った彼の体は地球での重力や気圧に耐えられない為、特別な手術をしてやっとの思いで地球へ降り立つ。

そして母親がいないガードナーのもう一つのルーツ、つまり父親を探す為に地球で唯一の知り合いであるチャット仲間の女の子の元へ行き2人で彼の父を探す旅に出る。

ロードムービー風になっていて映像もとにかく綺麗です。
さすがNetflixオリジナル、それなりにお金がかかってるなあという印象。

幼い頃から遊び相手はAIロボットだけ。
そんなガードナーの自分の気持ちにまっすぐなところがすごく良かったです。
駆け引きなんて勿論しないし意味がわからないから、綺麗だと思ったら綺麗だと言うし、好きだと思えば好きと言うし、相手が戸惑っちゃうくらいの素直さが恋愛ものとしても逆に新鮮でした。
映画を観て女の子のエスコートの仕方勉強してるのもかわいい(^^)

重力はもちろん雨も馬もハンバーガーも気球も、全部火星にはないもんね。
ガードナーが色々なものを見ていちいち驚いたり喜んだりしているのを見ていたら、私も地球だけの特別をちゃんと意識して楽しみたいなと思った。

全体的にはちょっとのっぺり気味で、2時間あるわけだし父親のこととか体のこととか、もう一捻り!って感じもしたけど、主演のエイサくんがヒョロかわいかったのでハナマルです。
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