Gak

ヒズ・ガール・フライデーのGakのレビュー・感想・評価

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)
3.7
元夫の編集者が元妻の敏腕記者を、死刑州の無実を晴らすスクープのためにあの手この手で元妻の現婚約者を引き離しつつ、元妻を説得くしながらも〜という話。

ところどころ展開が突飛に思うところもあるけどおもしろい。

元妻が、全編通して記者なんてあんな疲れる仕事もう絶対復帰しない普通の女の生活に戻る、豪語しながらも、結局死刑無実のスクープというチャンスを聞き、記者魂が再熱してしまうというのが良い設定。

飛行機の時間というタイムリミットに加えて、現夫の母だったり死刑陰謀の市長だったりがこのスクープという目的の障害となるが、賄賂、高速タイプライター、そして忍者みたいな仲間に記事を持たせて知事に密告するなどあの手この手で突破していく仲の良いんだか悪いんだかわからない元夫婦のマシンガントークは絶品。
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