有名な監督の有名な作品。
ひとり旅に出たくなるようなベネチアの街が舞台。
主役を演じるキャサリン・ヘップバーンが女ひとり旅を無理矢理頑張って満喫しようとしてるのに、悲しいかな虚しさの方が勝ってしまってる感を上手く出している。
旅先でのロマンス♡を期待するも、いつも隣に居るのはなぜかストリートチルドレンのマウロくん(汚くてかわいい)ってのが皮肉。いつのまにか隣に居るのがレナードという男(イケメン!)に変わるのだが…。
ラストのドキドキ感は美しくたまらないけど、冷静に考えると倫理観に問題のあるレナードが感動を遮ってしまう。男前だけど!