りょーこ

6ix [シックス]のりょーこのレビュー・感想・評価

6ix [シックス](2010年製作の映画)
2.0
一言で表すなら『SAWの柔らかいバージョン』。

九死に一生を得て生きる喜びを知り、新しい人生を歩む…という物。
SAWとは違い、サイコロで人生を決められてしまうので、運では人生再生にはならないと思うけど??

グロ要素も捕われた人達の過去の描写もいまいち、全体的に迫力不足で残念です。。。



男女6人が謎の部屋に閉じ込められている。

そこにジェイコブと名乗る男性がやって来て2人を部屋から出すと、1人を椅子に固定し、もう1人にサイコロを振らせた。
出た目の数だけ銃に弾を込めて撃てと言う。
その後も2人ずつ部屋から出しては、運試しをさせていくジェイコブ。

次第に彼等6人の共通点が明らかになってくる。
皆一様に自殺を図り、人生に絶望していた。
そんな彼等にサイコロで生死を決めさせるジェイコブとは…



SAWを意識したけど予算が足りず、サイコロを振るだけ、という小さな空間で全て片付けてしまっているみたい…。
6人が自殺に走った経緯とか、人の生死を決めなければならない緊張感とかが足りず、残念。。。

絶叫したりグロい拷問が無くても、サイコロ1つで人生が決まる恐怖と一種の高揚感を描けていたら、もっと面白くなっていただろうなぁ~

SAW以来似た様な作品が沢山出てきましたが、やはり本家を超える物はありませんね~。
装置とかジグソウの存在とか、世界観が全然違う。
残念ー
りょーこ

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