ちょうどいい

わが谷は緑なりきのちょうどいいのレビュー・感想・評価

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)
2.0
教条と因習、家父長制に固執するホモソーシャルな“ムラ”の物語。

男尊女卑、女性軽視のオンパレード。そこへプロテスタントの教条主義が拍車をかける。

「置かれた場所で咲きなさい」的な美化された忍従さが不快。

“有害な男らしさ”や“ジェンダー・ロール”
のオンパレードで、むしろテキストにしてもいいくらいかも(笑)

そういった意味では“示唆に富んだ”作品。

この手のクラシックは思慮深く見ないといかんな。