ジョン・フォード監督の映画で、ウェールズの炭鉱町を舞台に一家の物語が描かれた第14回アカデミー賞作品です。
ウェールズの厳しい炭鉱町の生活を、詳細に描き出しています。炭鉱労働者たちの厳しい労働条件や、家族の絆など、ジョン・フォード監督らしい撮影だと思います。
ただ、物語のテーマが非常に重い点が私には合わない映画でした。一家のドラマを通して、社会や人間の命の尊さ、そして家族の絆など、多くのことを考る事が出来ます。しかしながら最後まで見終わった後、感動より悲劇的なほうが多い印象を受けたのが残念です。