そんでもって何ひとつ受け入れられないジョンフォード(初見である)。否定する気はないが、あまりにも趣向とかけ離れすぎて絶望するしかない。そしてこっちの絶望には全く関心を示さないこの感じ。保守的だとかな…
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ジョン・フォード監督の代表作の一本、アカデミー作品賞ほか、7部門授賞。アイリッシュの監督がウェールズの炭鉱を舞台に描く、家族の物語です。ザナック製作のフォックス大作らしい、炭鉱町のディザスター要素を…
>>続きを読む実質『決別』じゃ……(錯乱)
「私の父の父の父が困難な勤めに直面したとき、森の中の秘密の場所に行き、火を起こして祈りの言葉を唱えた。すると願いは叶った。
(中略)
私はもはや、秘密の場所への…
19世紀末のウェールズの炭鉱町の少年時代を懐古するオープニングから、櫓、煙突、煙、連なる家々、坂道を下りてくる炭鉱夫集団の歌声に圧倒される。坂道の上り下りは、ラストの坑道へのリフト降下につながる。
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151作品目
再鑑賞272作品目
フォード作品の中で1番好きな作品!!!
思い出とは嫌な事、苦しい事でも美化されるものであり、正しくそれが表現されている映画。
あまりにも、ノスタルジックで美しい…
ウェールズの炭鉱の町に生きる一家の物語を末息子も視点から描いた映画。社会の流れの中で庶民が懸命に生きる様子は「怒りの葡萄」と共通するかな。とても良い作品だと思う。
ウェールズの人の英語って、インド…
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第14回アカデミー賞 作品賞受賞
炭鉱の町に住む主人公ヒュー 兄たちと1人の姉
寂れた谷ウェールズ 仕事終わりに、歌を歌い、炭で汚れた体を洗う毎日 洗い流せない勲章が体中にあった。隣町から美人のブ…
フォード映画に対してはおもしろ観たさでみたいなことを蓮實さんが言っていて、今まで観た中でまさにこの映画が特に!となった。なんか3回くらいめちゃ泣いてしまった、、やっぱり大人数を映すときに綺麗だと思わ…
>>続きを読む三分の二くらい泣きながら観ていた。前半はほとんど音楽劇のよう。女王の前で合唱するというハレの舞台以降、後半は歌がほとんど止み、炭鉱現場=地下へ下りる方向性と鉱内の過酷な労働と事故が影を落とし、しかし…
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