このレビューはネタバレを含みます
【人生を照らすのは心を満たし魂を磨く家族愛】
イギリスSouth WalesのRhondda Valleyに暮らすMorgan家の日々を、末っ子Huwの思い出として描いた作品。時代は19世紀末頃と…
名作と呼ばれる所以がわかる。
家族愛、人生の厳しさ、心無い人々の愚かさ、階級、ストライキ、時代の移り変わり、多くのことが盛り込まれているにもかかわらず、丁寧に丁寧に描かれている。
長女が両想いの牧師…
死や差別、悪質な噂など数々の困難に遭いながらも強く生きていく。そんな少年の心には家族や故郷の景色があった。
こういう苦難に立ち向かう映画はいいですね。観ていて力になる。
牧師の最後の説教シーンが良か…
モノクロの映像から、溢れんばかりの谷の緑、花のオフホワイト、そしてウェールズの人たちの生活でありわだかまりである、黒々とした煤が伝わってきました。
また、ウェールズの人々は歌と共にありました。最後に…
あの頃の幸せを追憶する物語
産業革命とその後のイギリスの不況にあえぐ炭鉱町
ウェールズが舞台なようだが、インド訛りのようにも聞こえる英語
教育格差や経済格差、宗教に規定される社会観など、中世から…
虚構が現実を超えた発声を聞いてしまうと、やっぱ魂が震えちゃうよね。
母の存在感に男の子として生まれたのなら涙せざるを得ない。
小学生の頃お小遣いとか常に余ってなかったから、スーパーの前の焼き鳥屋…
19世紀末のウェールズを舞台に炭鉱地帯に住んでいた一家の運命を末っ子の回想形式で描く。
モノクロとは思えない、彩りが見えるような画面作りは構図や光の使い方か。末っ子の恋心が甘酸っぱいが学校ではいじめ…
大人な映画。
主人公ヒューを語り部、媒介として家族を描く。
群像劇というのでしょうか。
大きな変化というものはないんだけども、
ある炭鉱の村の出来事を描くという点で、
どこかジブリ的というか…
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