ジーナ

悪夢のファミリーのジーナのレビュー・感想・評価

悪夢のファミリー(1979年製作の映画)
3.5
デ・パルマ監督としては珍しいコメディ映画。
"悪夢の"と付くからホラーやサスペンスかと思っていたら、コテコテのギャグ全開ですw
DVD・BDは未発売なのでVHSを購入!

浮気性の医者である父、自殺未遂をして騒がせる母、禁欲主義で自然食しか食べない兄、その兄と婚約をするも禁欲主義に苦しむアバズレ美女、そしてヒーローになりたいと願う気弱な主人公。
彼らが織りなす物語。

デ・パルマお得意の覗きが連発!なのですが、大して盛り上がる事がないw
それなのに個性的な面々にいつのまにかハマってしまっている自分がいた。

見所は終盤のバニーちゃんであろう。
ナンシー・アレンの二重人格を存分に味わえるw

そして、どんな人間でも主人公になれる可能性があり、絶望の先には明るい未来が待っているはずと、少し勇気を貰えます。
ジーナ

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