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ブーリン家の姉妹のmegumishibuyaのレビュー・感想・評価

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)
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ヘンリー8世の離婚問題。高校生の時、世界史で勉強しながらもアンブーリンってどれだけ魅力的な女性だったのかと、不思議に思ってた。映画はナタリーポートマンだったから、そりゃ美しいわけですが、実際のアンブーリンはそこまで綺麗じゃなかったとか。でも彼女には、フランス宮廷で培った教養とセンスの良さがあったのだと。中身がある女になる努力をしなければと思いました。それにしても女性を、男児を生む存在としか思っていないヘンリー8世やそして父トマスブーリンが異常。もはや狂気。中世のヨーロッパの女性の扱いを思い知らされる。

名誉や地位があったとしても、愛されることには何も勝らないのですね。そして、一瞬の燃え上がった愛なんて消えるのも一瞬。恐ろしい。
ヨーロッパの王室の歴史って、大奥の何倍も面白い。ほかにおすすめの映画あったら教えて欲しいです。