シネフィル母ちゃん

殺し屋とセールスマンのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

殺し屋とセールスマン(1973年製作の映画)
2.5
奇人たちの晩餐会を観た時と同じようなイライラ感。
フランスコメディ、時々ほんとに合わない。
ってわけで、イライラしながら鑑賞!


常に仏頂面の殺し屋。
彼は政治事件に関わった男を抹殺するよう命じられ、ホテルの一室を借りる。
窓から相手を狙撃して殺す作戦のようだ。
その隣に部屋を借りたのはセールスマン。
彼は他の男に妻を取られ、失望のあまり自殺を決意する。

殺し屋がセールスマンの自殺騒動に巻き込まれるコメディなんだけど、これがもうセールスマンに対してのイライラが半端ない!笑
「そりゃ、嫁に逃げられるわ!当たり前だわ!」
って思いながら観てたけど、観終わったら
「嫁よ!そもそもなんでコイツと結婚したんだ!!」
って、嫁に対しても突っ込んでしまった。
それくらいのメンヘラサイコパス野郎だったわ!

ただ、色々な騒動に巻き込まれて散々な目に遭う殺し屋が、困り顔を一切見せずに常に仏頂面か怒り顔だったのは面白かった。