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REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.6

このレビューはネタバレを含みます

世界的ヒットを記録したスペイン産ホラー「REC レック」のハリウッドリメイク版である「REC レック ザ・クアランティン」の続編作品ということで。まず触れたいのは、本作は前作とは異なり、リメイクではなくオリジナルストーリーで、舞台をターミナルに移し、感染による悲惨な光景が描かれている。時系列としては前作と同時間帯のものとなっており、感染源は動物。そしてモキュメンタリー・ホラーという「REC/レック」の世界観を無視した作品となっており、内容やテイストは違うが、例えるならオリジナル版の第3作『REC/レック 3 ジェネシス』といったところ。なので、内容がどうとかいう前に、モキュメンタリー・ホラーではなくなってしまった事が残念でならないですし、「屋根裏の少女」の存在自体が薄れてしまうような、"カルト集団"や"化学兵器"などといった言葉が並べられるので、もはや単なるパニック映画ですね。ホラー演出も古典的で地味な脅かし系ばかりで面白みに欠けますし、何かを思い出したかのように終盤で用いられる暗視カメラ視点の映像の必要性も疑ってしまう。あと、ジョシュ・クックが演じるヘンリーから一歩踏み込んだ話を語られるも内容が乏しくて結局何が言いたかったのかがわからない。本作は観る価値はないに等しいかもしれませんね。途中で何度も飽きてしまいましたし、まったく面白くなかった。
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