片腕マシンボーイ

みな殺しの霊歌の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)
2.2
次々と残虐な手口で殺される女性達
彼女達には共通の秘密があった…

主人公が復讐のために次々と女達を殺していくってストーリーなのだが
なんだかなぁ…
殺される女達は同情の余地はない追い詰められ開き直る姿には心底ムカつく
ただね、復讐者の主人公もロクな人間じゃない
復讐に託けて強姦殺人を愉しむクソ野郎にしかみえない
ただの変態よりもカッコつけてるだけにタチが悪い
狙う側と狙われる側にわかれてはいるが所詮同じ穴の狢なのだ
情けなくてみてられん

そんなスッキリしない作品だが
倍賞千恵子の役柄にヤクザ者の兄がいたり
たこ社長がでてたり
ところどころ寅さんを連想しながらみてたら
構成に山田洋次が絡んでいて驚いた
口直しに寅さん観てスッキリしたいな