ダウンセット

シルバー・グローブ/銀の惑星のダウンセットのレビュー・感想・評価

3.8
えーと。まずこの映画を観ようと思ったのはジャケのインパクト。ジャケ買いなんてほぼ死語な言葉がありますが、TSUTAYAでジャケ借りした次第。
手のひらに眼を描いてはしゃぐ歯並びの悪いキャメロン・ディアスみたいなお姉さんがサイコーにドゥーム・メタル&ストナー・ロックしていて最高。
物語は意味わからん台詞の応酬で屁理屈天邪鬼感極まり過ぎ。めんどくさい人達が多数登場。
所々、異様なセンスが炸裂するシーンが垣間見れたりし、寺山修司よろしく前衛的な演劇を志ざす一部の役者の卵みたいな若者には心に刺さりそう。

壁の薄いアパートで、隣の部屋から聞こえてくるヤラシイ声に最初は興奮しつつも2時間経過した辺りから、まだやっとるんかいみたいな気持ちになる、そんな映画。

※パソコンゲームのシヴィライゼーションを観ながら思い出しました。