にーやん

SOMEWHEREのにーやんのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
3.6
状況が飲み込みづらい映像が冒頭から続きます。その演出の意図がわからなさ過ぎていちいち気になるし…。

前半、映画スターの自堕落な日常の寄せ集め、無意味に感じる長回しを淡々とみせられるので、積極的にこの作品の価値を見いださなければ恐らく「つまらない作品」に感じてしまう。

実際に凹凸のないストーリー展開は結構な感じで…退屈に感じる😅w

映画スターの殺伐としたつまらない日常を誠実かつ丁寧に描いているのだから、つまらないのは正解なのかもしれない。都合良く切り取られてしまうような部分もあえて描く。それがこの作品における映像や演出の醍醐味なのかもしれません。


離れて暮らす娘と久しぶりに一緒に過ごす愛おしい時間が、主人公 ジョニーの空虚感をゆっくりと埋めてゆく。そして、再び訪れる娘との別れ…。

役者の表情、少ないセリフとその場で生まれる空気感のみで物語を紡いでゆく…かなり稀有な作品。

またいつか観てみよう…^ ^


無意味に尺の長い双子のセクシーなポールダンス(2度目)がなぜか笑える😅ww
にーやん

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