正方形の赤い密室に閉じ込められた数学者の男女４人。制限時間内に人類未解明の数学の超難問が解けなければ死が彼等を待っている…。スペイン製のシチュエーションスリラー。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の名作「CUBE」とは関係ありません…。邦題は間違えて観る人を狙った詐欺のようなものです。少し関係しているといえばお題が数学的な事ですね。
２００７年の映画にしては映像が荒かった…自分の視聴環境のせいかも知れませんが…。
問題を解く事に全力を上げるべきなのに、無駄にお喋りしていたりと頭が良い筈の数学者にしては行動ががおかしい…。
何とかの定理とか数学の難問が出されるのかなと思ったらなぞなぞ形式でしたね。
それでも数学とか数字が全くダメの私は頭が痛くなった(^_^;)
壁が徐々に迫り来る様はなぶり殺しのようなじわりとした恐怖はあるけど、グロいシーンもなくダイレクトな怖さはなくドキドキしませんでした。
部屋の構図と車のシーンの俯瞰映像は状況把握に効果的でした。
結局は問題どうこうよりも皆でお喋りして真相の追及に重点置かれていて問題を解いていくドキドキ感は何処かへ行ってしまっていた…。
真相も犯人の動機も実にくだらない…。観ていられないほど酷くは無いです面白い訳でもない…。シチュエーションスリラーが好きな人には面白いかも知れません。
