まさなつ

モダン・ミリーのまさなつのレビュー・感想・評価

モダン・ミリー(1966年製作の映画)
3.8
ミュージカルスターと言えば、男優だとフレッド・アステアとジーン・ケリー。女優だとこの映画のジュリー・アンドリュースが好きです。

なんと言っても「サウンドオブミュージックですが、同じ頃に作られたこの作品は、もう一つ知名度がない。まあ、そこまでの名作とは言えませんが、でもこれ、「明日に向かって撃て」や「スティング」のジョージ・ロイ・ヒル監督なんです。最初に好きになった監督!特に「明日に向かって撃て」から「ガープの世界」までは全部好きです。

前置き長くなりました。
ようやく観られたこの作品は、もちろんミュージカルで、歌も踊りもふんだんにあるのですが、話がドタバタコメディのノリで、そこはちょっと苦笑に近いですが、とても楽しい作品でした。聴いたことある曲もチラホラ。

ジュリーさんはコメディエンヌとしても才あるので、歌も合わせて魅力全開です。

謎の東洋人が出てきますが、それが「ベスト・キッド」のノリユキ・バット・モリタだったのが驚き。こういう東洋人への偏見?は当時のハリウッドにはよくあったんでしょうね〜そこは少し気になりましたが、全体としては楽しいミュージカルとしてよく出来てると思います。ミュージカル好きな方には特にオススメです。
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