風来のリヨナ

ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリートの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

1.9
答えはテリー

ヤクで1年ブチ込まれて怒りぷんぷんの出所者テリー。「許さねえ…なにかやってやる!なにかやってやる!」と始めるのは誰も観たことの無い映画の撮影。意外と健全。

仲間を募って5人で始めたらしい映画は、その殺人のリアルさでスポンサーに無事にウケた様子。そりゃ本当に殺してるからね。そんなこんなでテリー撮影班の暴走は加速していき…みたいな。

『鮮血の美学』が浮かぶタイトル(ラスト・ハウス・オン・ザ・レスト)…というか普通にパク…意識した奴です。

シンプルに無軌道な若者テリーがエルデンの輝石頭被って映画のために人を殺すお話…チープ〜&見えない〜…そしてシーンの繋がりとか説明不足さがハンパじゃないです。
当時なら暴力描写の頑張りでお話のアレさがどうにかなったかもですが、流石に現代では通用しないよね…古典を褒めたい人向けで要は何も無い。リメイク求む!

ハッピー無免許手術が一番の見どころで力も入ってますが…しょっぱい…苦しいですね。でもマジックショー的なやりくりで凄い頑張ってそうで手品見てる感じになりました。ここは好き。

個人的に気に入ったのは、壁から4人くらいスタッフ登場するとこ、目が覚めて両足無くて再度気絶のえっちさ、股間から蹄生やした女にしゃぶらされるとこです。
風来のリヨナ

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