ゆっきー

ラブレスのゆっきーのレビュー・感想・評価

ラブレス(1981年製作の映画)
4.5
俺たち非アメリカ人が好きなアメリカンダイナー映画で(ヴェンダースも好きそう)、チンピラ達がバイクの故障で立ち往生しているだけの話であり、尺も90分以下なのだがこれが中々細部が充実しておりかなりの傑作だった。青山真治もATBに入れてますね。

何よりどエロい赤が画面に映えまくっている。スポーツカー、女の上着、コカコーラの自販機など。この自販機の蓋はずし器を使ってコーラの蓋を外すのが妙にカッコ良い。
コーヒーに砂糖を入れまくったり迎え舌でスクランブルエッグを食ったりするウィレム・デフォーも忘がたい。

んでまたBGMが異常なまでにかっこいいのだが、ジョン・ルーリーらしい。ちゃんと聞こう。
ビグローらしくバイクの音はかなりの爆音であった。
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